🐾ワンちゃんに関する読み物
身体測定
測ってみよう!
ワンちゃんの
〜身体測定〜
体重は、ご自宅や獣医さんなどで、計る機会がありますよね(*^^*)
ご自宅で計る場合は、ワンちゃんを抱っこして、体重計へ!
合計体重から、抱っこした方の体重を引き算する方法が一般的です。
体長と体高、首周り、胴周りの測定には、メジャーなどを使います。
今回注目して頂きたい
体長と体高
その理由は…動物愛護管理法の改正により、体長と体高がワンちゃん達の、お部屋(ゲージなどのハウス)選びの基準になりました。
これは、私達、動物取扱業者に向けた法律ではありますが…
ペットホテルのご利用時などに、ワンちゃんの大きさは??と聞かれる事もあるでしょう。また、お手元で料金の確認を、行う際の目安になります。
今までは、ワンちゃんの体重を目安にしていた所が多かったと思いますが、今後は、体長と体高が基準となってきます。
一度測ってみては、いかがでしょうか?!
測定時の注意点としては、被毛は体長、体高には含まれませんので、毛量の多いワンちゃんは、特にワンちゃんの皮膚に触れながら測ってみてください(^_^)
測り方は、人間の身長を測る時の様にポイントからポイントの直線距離を測ります。
自然に立った状態を測りますので、正確に測るのはちょっと難しいです💦
姿勢のサポート係と、測定の係、二人体制で行えると良いです。
o( ^∀^)oo(´∀`)o
体長は
胸⇔お尻
肩端(けんたん)から坐骨端(ざこつたん)の長さを測ります。
ワンちゃんを触ってみると、骨の出っ張りが分かると思います!探してみてください。
体高は
背中⇔地面
肩甲骨の一番高い位置から地面までを測ります。
ワンちゃんの肩甲骨を探してみましょう!人ほど開いてはいませんが、同じ様に対になってあります。後頭部から背中の方へ触っていくと、見つかります。
お馴染みの
首周り・胴周り
皆さんは、どこを測りますか??
何を目的にはかるのか?!
主に、首輪や、ハーネス、衣類の購入時ではないでしょうか??
または、成長記録として残したい
U^ェ^U
その、目的に合わせて、測る位置を決めます。
市販品の購入に当たってであれば、メーカーさん推奨の位置が一番!
分からなければ、装着位置を考えて測ります。
殆どの首輪や、ハーネスはサイズ調整ができますので、位置さえ間違わなければ、多少の誤差はカバーできるでしょう。
首輪の場合は、首の付け根と中間部の2点を測ってみるのも良いと思います。
ハーネスですと、形状をよく見て、想像しながら、測る位置を決めてみてください。
衣類の場合、サイズ調整はできませんが、丁寧なメーカーさんは、人間同様に、襟周り、胸囲、袖丈、着丈など細かく表記してくれています。着用時を考えて、計測しましょう。
成長記録の場合は、同じ所を測れるように!
ワンちゃんの骨格を目印にしてみてください。ワンちゃんの毛色を目印にしてしまうと、変わってきてしまいます。それもまた、微笑ましいですが♥
興味のある方は、犬の測定方法など検索してみると、細かく解説しているサイトが沢山あります。
ワンちゃんとの、スキンシップにもなりますので、楽しんでチャレンジしてみてください(*^^*)
ノーズワークマット
ノーズワークを
楽しもう!
ノーズワークとは、文字通り、鼻(嗅覚)を使う活動!
警察犬のお仕事も、お散歩中の クンクン♪活動も、ノーズワークです。
お家の方の帰宅時に、衣服をクンクンするのだって、大好きな玩具を見つけてくる 宝物探しもノーズワークです!
今回テーマにするのは、クンクン♪オヤツ探しをする玩具!
ノーズワークマットです。
子犬ちゃん〜高齢ワンちゃんまで✨
お家の中でオールシーズン楽しめます。
マットの形や構造には、色々な物がありますが、私はシンプルで、場所を取らず、お洗濯も楽ちんな…
直径40〜50cm程度ソフトなフェルト製のヒダヒダ
こんな感じの物を、好んで使っています。
シンプルな形状だから、扱い易く、初めてのワンちゃん達も、お家の方も手軽に遊べます。
ノーズワークマットの遊び方は、とっても簡単!
お家の方
マットに、おやつを隠す係
ワンちゃん
隠したおやつを、探して食べる係
遊び方のポイント
★ お家の方は、マットの準備だけ!
直接ワンちゃんが探す お手伝いはしません!
★初めてのワンちゃんは…以下の手順を一度踏んでください!
1
大きめの好物を、見える様に、マットの上に置き、ワンちゃんに目で見つけ、食べてもらいます!
(イラストはイメージです。好物の大きさは、簡単に見えたらOK)
あっと言うまに、食べるでしょう。
2
好物の大きさを、1回目より小さくします。3〜5個も置いたら十分です。
同じく、ペロッと食べるでしょう。
3
次は、ちょっと隠します。
探すまでもなく、見つけて食べると思います!
4
ファーストチャレンジの最後は、好物をもっと隠します!奥深くまでは、かくさず、目視不可に!見える物が混ざってもOK!数は少し多めにして、見つけやすいステージを作ります。
クンクン好物を探して、次々と食べていくでしょう!
わざわざ、好物を使って1〜4のステップを 踏んでもらう理由は、ワンちゃんに、何をするマットなのか&好印象を持ってもらうため✨️
殆どの場合、1〜4ステップは1回ずつ、続けてステップアップして大丈夫だと思います!
(マットにじゃれついたり、思うように行かない場合は、お声かけください)
★使う食べ物
ドッグフード(ごはん)で構いません!その方がいい時も多いでしょう。
お手元のフードが、大きすぎる場合は、ちぎりやすいオヤツがオススメです。
ベタつかない物がいいですね!
★難易度の調整
隠す食べ物の数と、大きさで調整します。
大きい、多いは、簡単で、
小さく、少なければ、難しくなりますね。
★フードは、継ぎ足して遊びましょう!
ワンちゃんがフードを見つけて食べたら、お家の方は減った分を補充します。
1セットずつ、マットの準備をして、ワンちゃんに探してもらう。こちらも良い方法ですが、補充タイプとどちらも やってほしいです(^^)
例えば マットに、3個~5個程度のフードを維持するように。
★遊び時間の目安
10分から15分を目安にしてみてください。
とても疲れるようであれば 短くしますし、物足りなそうであれば 少し長めに行っても大丈夫です。(満腹感の話ではありませんよ!)
★あまりオススメしない遊び方
沢山のドッグフードを、一度にマットの上に用意した状態。
隠した状態なら 時には、それもOK(私もたまにします)
オススメできない理由は…
・探さなくても見つかる(ノーズワークになりません)
・遊んでいる最中の、ワンちゃんとお家の方とのコミュニケーション量が減ってしまいます💦
ノーズ ワークマットは、ワンちゃんと程よい距離感で(メンタル面でも)一緒に遊べる玩具です。
遊びを通して、ワンちゃんとたくさん コミュニケーションをとることで、ワンちゃんは色んなことを覚えてくれます
上手になってきたら、準備をするまでの間待つことや、遊びの最中に中断することなども、ワンちゃんに伝えていけるといいですね〜✨️
こんなご家族に
特におすすめ!
🐾遊んであげたいのに、何をしてあげたら良いのか分からない💦
🐾元気いっぱいで遊び足りないU・ェ・U
🐾お天気が悪いと、お散歩に出られない💦
🐾以前より散歩の距離が短くなった。
🐾最近寝ていることが多く感じるU- ェ -U
︙
クンクン♪鼻を使う事は、ワンちゃんにとって、自然な行動!
更に、おやつ(フード)をノーズワークに用いる事で、自分の力(嗅覚)を使って食べ物を探す!
これは動物が生きる為に行う、とても重要な日常行動です。
ワンちゃんとの生活に是非取り入れてみてください!
U ˘ ꈊ ˘ U
2025/05/05更新
首輪それとも胴輪?
今月のテーマは、よくあるご質問の、中からピックアップしてみました(◡ ω ◡)
首輪それとも胴輪?
どっちがいいの??
率直に
どちらでも良い!と思います。
私は、どちらも使っています(*^^*)
全く形状の異なる道具で、どちらにも、利点があり、ワンちゃんの、状態や用途に合せて使い分けたり、同時に使う考えも良いと思います。
どちらも、使える様に、慣らしておけたら、とっても良いですね!!
それぞれの利点は??
首輪
胴輪に比べると抜けにくく着用することができます。
非常時や、パニックを起こしてしまったり、逃走の恐れがある時は、首輪の方が抜けにくいと思います。
ただし、ブカブカで、頭がくぐるサイズでは、簡単に抜けちゃいますので、見直しましょう。
胴輪
胸部を包む形状であるため、上半身を支える事ができます。特に簡単に抱っこができない、大型犬の体をサポートするには、首輪だけでは困難💦ハーネスがあることで、飼い主さんは力の分散ができ、とても助かると思います。
胴輪も、ジャストサイズに調整して使いましょう。緩い方が摩擦が大きくなる事もありますし、きついと食い込み、皮膚や被毛を傷めてしまう事もあります。
使っている間に緩んでしまったり、ワンちゃんの太り具合によっても、短期間で変わってしまう事があります。お散歩前に、チェックしましょうU^ェ^U
選び方について
身体への影響を心配なさっている、飼い主さんからは、「首に負担が掛かるから、首輪は良くないんでしょ?」と多数質問があります。
喉や頚椎、頭部などに異常があれば、胴輪の方が良いと思いますが、胴輪はどうでしょうか?胸部には、心臓や肺、脇にはリンパ節と、主要臓器がありますよね?胴輪に対しても、同じ様に懸念の声はあります。
首輪にしても、胴輪にしても、ワンちゃんの骨格や、健康状態を考慮する事が大切ですね(*^^*)
選ぶときの参考に…
首輪
ベルトタイプ
緩みにくいが、細かいサイズ調整ができない。
バックルタイプ
細かいサイズ調整はできるが、緩みやすい。バックルの強度が弱いと外れやすい。(リード接続部がダブルだと、安全性が高い)
ハーフチョーク
着用方法、ワンちゃんの頭を通す。サイズ調整は、ワンちゃんの頭が丁度通るくらい。着用後、首輪が、締まったり、緩んだりする為、抜けにくく、首が締め付けられない。
(しつけ用と名目付けられている場合がありますが、誤解が大きいと感じています。)
胴輪
胴輪の形状は首輪に比べ多種多様!試着、使用してみないと、なかなか分かりません💦
面の広さから選ぶ
ロープ製からベストタイプまで。ワンちゃんによって、接触面が少ない方が落ち着く子、接触面が広い方が落ち着く子、どれでも受け入れられる子といます。着用時に、身体が強張ったり、落ち着かない様子でしたら、無理をせず、少しずつ慣らして行きます。
その他胴輪選びのポイント
○ワンちゃんの身体(骨格)に合った形であるか?
○サイズ調整が細かくできるか?
○素材やクッション性
○バックル、ベルトの強度や耐久性
○リード接続部の、位置(目的に合せて。)
○大型犬ですと、背中に取っ手が付いていると便利です。
お散歩について
首輪も胴輪もワンちゃんを守る、命綱ですよね!
とっても元気いっぱいで、飛び出して行ってしまいそうなワンちゃんや、とっても臆病で逃げ出してしまいそうなワンちゃんの、お散歩の練習には、首輪と、胴輪、二つの利点を活用することが安全。そして、穏やかなお散歩への近道だったりもします(⌒▽⌒)
どちらも着用し、どちらにもリードを着ける事もあります。お散歩が上手になれば、どちらかにしていきます。
最後に
ゼイゼイと息苦しそうにお散歩をしているワンちゃん達が、とっても心配になります💦
これは、首輪であれ、胴輪であれ、どちらでも苦しく見えちゃいます💦
元気一杯に見えるかもしれませんが、とっても大きな負担が、掛かっているサインです💦
楽しいお散歩です、ピッタリ横を歩く必要なんか、全くありません!!多少引っ張った所で、飼い主さんが、安全確保さえしてあげれたら、良いと思います。
だけど、ゼイゼイと呼吸を荒げたり、噎せてしまうのは、よくありません。体が丈夫であっても、心配です。
これについては、お散歩の改善が必要で、道具の問題では、ありません。
私の願いになってしまいますが、飼い主さんとワンちゃんが、ルンルン♪とお散歩を楽しんでもらいたいと思っています。
m(_ _)m