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2025-10-21 20:30:00

お口のケア

お口のケア

歯磨き.png 

お口のケア、特に歯磨きはどの家庭でも難題なのではないでしょうか??

 

人のように、隅々まで1本1本、毎日丁寧に磨くことは極めて難しい(+o+)

 

理想ではあるけど…

 

壁が高すぎて、諦めるというよりも、イメージすら湧いてきません。

 

そんな時は!!

やっぱりこれ!

トレーニングの基本!

「できること探し」

 

今の出来るがスタートラインですので、歯磨きへ向けてのスタートラインを探しましょう!!

 

 

順番に試してみましょう

 

1、体を撫でることができますか?

 

 

2、止まった状態で体を触れますか?

 

 

3、頭を撫でることができますか?

 

 

4、下顎に手を添えることができますか?

 

 

5、下顎に手を添えて、または手に顎をのせて、頬を反対の手で撫でることができますか?

 

 

6、鼻側から頬の方向へ撫でることができますか?

 

 

7、左右どちらも6のように撫でてもワンちゃんは逃げたりしませんか??

 

 

8、上顎を片手で覆うように触っていることができますか?

 

 

9、上の顎に添えている手で唇をめくることができますか?

やりやすい方からでオッケー!

 

 

10、下顎に添えている手で下唇を下げることができますか?

 

 

11、前歯の確認もできますか?

 

 

 

~ここまででできること~

 

★覗かれることが苦手なワンちゃんもいますが、さておき、歯茎や歯の外側の状態をチェックすることができます!

・歯が綺麗でも、歯茎がプクッとしていたり、赤くなっているのは、歯肉炎のサインです!

※歯茎の色は犬種によって異なります。人間の歯茎のような色をしているワンちゃんもいればそうでないワンちゃんもいます。健康な時の状態を確認しておくことをお勧めします。

 

(ちなみに、相棒の歯茎は黒系です。斑点(模様)があるワンちゃんもいます。

 

 

1~11までのどこかで止まった場合は、

触れる練習、触れられる練習に専念しましょう!!

お口の外側からでも、唾液の分泌は促すことが出来ます。

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12、お口のケアにかかる時間、顔や口周りに触れていることが出来ますか?

 

ワンちゃんが楽な格好で行います。

ボディータッチの流れで行うのもおすすめです!

 

 

13、歯茎に触れることができますか?

 

 

14、歯を、撫でる様に触るとができますか?

 

 

15、口の中、歯茎に沿うように奥まで指を入れることができますか?

 

 

16、頬の内側を、撫でることが出来ますか?

 

 

17、前歯や前歯の上の歯茎に触れることができますか?

サイドより敏感なワンちゃんが多いです。

 

 

 

~ここまでできると~

 

 

★口内の外側全体を、触診することができます。

・見えにくいところであっても、腫れやできものであれば触れて気づくこともできます。

・歯のでこぼこしたかんじから、なんとなく歯の形もわかると思います。

ワンちゃんたちの歯は犬歯より後ろは人の歯の形と全く異なります。)

 

★歯の外側表面を撫でて拭くことができます。

※歯の外側表面の汚れ(歯垢)を拭き取る際には、上の歯であれば歯茎から下へ、下の歯であれば歯茎から上へ向いて拭き取るのが理想的です。

 

頬の内側も優しく撫で拭けるとよいです。

 

※道具を用いる際にはその練習が必要になりますので、急に歯磨きシートや指サックのような道具を使うのはやめましょう!

 

練習ポイント

🐾不織布でできているものがありますが、乾いた状態でお口に入れると不快感が高まる可能性がありますので、湿らせて練習することをお勧めします。

 

🐾欲張らず、ちょっとで OK!という練習の仕方がおすすめです。

🐾シートを噛んでしまいそうな様子であれば、噛まない練習も必要になります。

🐾ラバータイプのものも、同様に少しずつステップアップして行きます。

   

 

 

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18、口を開いて口の内側を見せてくれますか?

または、口を開くようにそっと手を添えたら口を開いてくれますか??

 

 

19、口(歯)の内側を目視できますか?

 

 

20、歯の内側に触れることができますか?

外側よりもデリケートですので、触れやすいエリアから

 

 

21、口の中全体を、見る&触れる事ができますか?

 

 

 

~ここまでできると~ 

 

★口の中全体を、指でなでるような、お口のケアを行うことができます。

それでも内側は難しいです💦無理をして嫌なイメージを付けないように気を付けましょう。(外側の方が歯石は付きやすいです。) 

 

  

まだまだ歯ブラシまでの道のりは長いです💦

ですが、口内トラブルの予防は、以上まででも出来るように思います。

なるべく小刻みにステップを踏んでみましたが、それくらいできるでしょと先走って試すことで、先が遠くなってしまうこともあります。

 

今、どこまでできるかな?と探る際には気張らず、ワンちゃんとのスキンシップを行うように、1から順にコミュニケーションを取ってみてください。

 

練習の際には、ご褒美におやつ使ってもらって大丈夫です!歯磨きの練習中にも使ってもらって大丈夫です!人の場合だと、ありえないかもしれませんが、触らせてくれてありがとう。見せてくれてありがとう。と褒めたりご褒美をあげたり…

 

 

歯ブラシを使った歯磨きに取り組む場合にも、細かいステップを踏みながら少しずつ練習していくとよいです。

 

練習ポイント 

 🐾ブラッシングには、十分な時間を要します。

 🐾歯ブラシを咬まない練習。

ブラシの毛が歯に挟まってしまうことがあります。(しっかり挟まると簡単にはとれまん) 

🐾歯ブラシの使い方の練習。

歯茎を痛めてしまうと、返って口内環境を悪化させます。

 

 

 

 

 

歯磨き粉(類)の選び方

デンタルケア品.jpg 

 

■形状タイプ別

・液体

・ペースト

・ジェル

・パウダー

その時、使いやすいタイプを選択!

 

 

■成分

・㏗(中性から弱アルカリ性が一般的)

・乳酸菌系

・酵素系

・ハーブ(野草)系

・研磨剤の有無・種類

 

ワンちゃんのお口の状態に適したものを選びます。相性もあるので使ってみないと分からないのが本当のところです。菌株や酵素、研磨剤の種類…それぞれの働きが違いますので、どんな風に作用するのか見て選ぶと良いでしょう。

 

例)研磨剤が必要な状態ですか?

例)今出来ることに適していますか?

 

※最終ジャッジはワンちゃんがします!

お口の中に入れた時に不快感があると、歯磨きが嫌いになって しまうこともありますので、歯磨き以外のシーンでワンちゃんが嫌がらないか確認すると良いと思います。

 

無理をせず、できる!を増やしていきましょう✨

2024-09-01 13:27:00

犬のしっぽ

 

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愛くるしい、ワンちゃん達の しっぽ についてですが

子どもの頃に、聞いたことのある話では、しっぽを振ってるワンコは「大丈夫」「機嫌がいい」「喜んでいる」など、記憶にあります。

「大丈夫」と言うのは安全だと言う意味だったのでしょうし、おそらく友好性を測っていたのだと思います。

今でもたまに聞くことがあります。全くの誤解ではありませんが、犬のしっぽにも色々色んな振り方がございます。

※しっぽを振っていても、近づかない方が良い状況は多々あることを念頭に置いてください。

 

 

 

しっぽ

観察してみよう!!

 

①犬種としっぽ

犬種特有の尾の形があります。

どんな しっぽ をしているか思い浮かべてみてください!

 

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🐾柴犬

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🐾ビーグル

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🐾シェパード

(ジャーマン・シェパード)

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🐾コーギー

(コーギー・ペンブローク)

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どうでしょう??

違いが分かりやすい、しっぽの持ち主を挙げてみまし(^▽^)

 

 

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🐾柴犬:巻尾

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🐾ビーグル:立尾

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🐾シェパード:垂尾

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🐾コーギー:ボブテイル

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犬種ごとの尾の特徴を調べてみてください。交雑種の場合でも両親の犬種や、似た骨格の犬種を探し、参考にしても良いと思います(*'▽')

 

ちなみに、尾の形状は十数種類に分類されるそうです。犬種標準を定めている協会・団体や、国によって分類、呼び方が異なっていると思います。興味のある方は調べてみてください(^-^)

 

 

 

②しっぽと個性

犬種ごとに、尾の特徴はあるものの、個性豊かなしっぽ!

あなたのワンちゃんや、お友達のワンちゃんは、どんな しっぽ をしていますか??

 

🐾長さ

🐾太さ

🐾付け根の位置

🐾のび方(丸まりや曲がり具合)

 

★お家で一番よく見る、平常時のしっぽの状態を観察してみてください。

 

 

 

③しっぽの動き

尾の形状によって、観察できない所もありますが、尾の付け根から上下・左右、ワンちゃんによってはグルンとプロペラの様に回すこともあります。また、尾の先端まで動きますが、骨格・筋肉・神経と関係します。どんな動きが出来るのか観察してみてください。

 

 

 

 

④状況としっぽ

どんな時にどんな しっぽ をしていますか?まずは大まかに観察してみましょう!

 

🐾落ち着いた雰囲気の時

🐾お散歩中

🐾大好きな玩具で遊んでいる時

🐾寝ている時

など

 

更に変化を観察してみましょう!

 

例 お散歩のとき

🐾散歩の準備中

🐾玄関の扉が開いた時

🐾外へ出た時、歩き出し

🐾何かを見つけた・出会った時

🐾匂いをかいでいるとき

🐾排泄中

🐾お散歩の終わり頃

🐾帰宅した時

など

 

1日を通して、ワンちゃんの しっぽ を観察してみると、沢山の表現があることに気がつくと思います。

 

 

 

①〜④に分けましたが、順を追って観察してみてください。

犬種の標準は、観察の目安となります。例えば、同じ犬種で 異なる形状をしていたら、骨格や体調に異常がないかを、疑うきっかけになります。健康体であれば、全く問題はありません(*´▽`*)

 

しかし、尾の形状が異なれば、同じ様に表現することはできません。また、個性的なしっぽの持ち主であれば、その子の表現の仕方を理解してあげなくてはいけません。

①と②は、ワンちゃんの しっぽ の形を知ること。③は、その しっぽ はどんな風に動かせるのか?!

 

そして④は場面ごとの しっぽ の観察になります。

 

そのように、ワンちゃんの しっぽ を観察してみてください。喋れないワンちゃん達から、言葉を受け取るには、観察は必須です!!

普段の様子を知ることがベースとなります。

 

改めて観察してみると、とっても面白いですよ( *´艸`)

そして、普段と違うことに気がついたときには、どうしたんだろう?と何か理由がないか、探してみてください。

 

 

しっぽの一般的な表現については、書きませんが、調べていただくと、沢山の情報があるでしょう。その時に意識していただきたいのは、直訳できない時が多々あるということ。

ワンちゃんによって表現の仕方は異なり、みんな同じようには動きません。

更に、人にもあるように、同じ言葉を用いても、ニュアンスや価値観、他にも学習段階で間違えて覚えてしまうということだってあります。人の言葉の感覚とは異なりますが、ワンちゃん達も、犬語を思うように使えない事があると言うことです。

 

 

今回は、しっぽ をテーマに致しましたが、ワンちゃん達の様子を見るときは、鼻先から尾の先端まで全身!

そして呼吸や姿勢、仕草を含めて見ます。

しっぽ だけでなく、全身を使った表現(シグナル)は、ワンちゃんの存在そのもの!

是非✨️あなたのワンちゃん、仲良しのワンちゃんの、愛らしい姿を観察してください∪◕⁠ᴥ⁠◕⁠∪

 

ゆったりと、変化を感じないような時もあれば、忙しなく多彩な表現を、見せてくれる時もあるでしょう。

特に、気持ちが高ぶっている時には、展開が早いでしょう。人がそれに追いつけなかったり、あるいは小さなシグナルを見落としてしまうと、まるでワンちゃんが豹変したかの様に見えてしまいます。

ワンちゃんのスピーディーな展開に追いつけない時は、動画を撮影してみてください。

※ジロジロ見られることを、快く思わないワンちゃんもいますので、そんな時もそっとカメラを置き、動画を撮影してみてください。

 

何だろう?どうしてだろう?と不思議に思ったワンちゃんの様子については、お気軽にお声掛けください(^O^)/その時も動画(全体像がわかるもの)をご用意くださいね

2024-06-07 11:08:00

子犬のごはん2【急成長期の食事管理】

 

 

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成長期の食事は、発育だけでなく、行動や学習、性格形成にも影響します。

つまり、すごく大事!

 

パート2では

離乳後から生後5ヶ月頃までの食事管理についてお話します。

 

 

 

 

~この頃の特徴~

 

 

◆ 成長速度

日に日に大きくなります。

成長期の中でも一番急速に体が大きくなる時期で、生後4〜5ヶ月頃には成犬時の40~50%ほどまで成長します。

 

 

◆ 食事量の変化

 

体が大きくなるということは、必要なごはんの量も増えるということです。

毎日増やす必要はありませんが、週に1度以上は意識して見直しましょう。

 

 

◆ 体型・肉付き

この頃は、ややポテッとしていて大丈夫です。

 

4〜5ヶ月頃を過ぎると成長の仕方が変わります、それまでは過度に肥満を心配する必要はありません。

 

 

~フードの選択~

 

ドッグフード(総合栄養食のドライフード)が無難です。

手作り食を希望される場合は、栄養学を学ばれた専門家の指導を受けましょう。

 

フードの種類は

・子犬用(パピー用)

・全年齢対応(オールステージ用)

 

メーカーは国内外に多数あり、どれも同じではありません。

フードを変える場合は、急を要さない限り、ゆっくり移行します。

 

私がフードの変更をすすめる時の基準は主に3つです。

★給餌量と体のバランス

★被毛や皮脂など外観の様子

★排泄の様子

このいずれかに違和感がある時に、別のフードをご提案します。

 

 

 

 

 ~給餌回数~

たくさんのエネルギーを必要とする時期ですが、消化器官はまだ未熟です。

そのため、給餌回数は3回以上が目安です。

回数を減らす時は、急にやめずに、減らす分を他の回へ分けます。

 

🐾例🐾

4食(朝・昼・夕・夜)

3食(朝・昼・夕)

夜分を均等に分けながら、少しずつ夜分を減らします。

時間間隔を調整するのも良い方法です。

 

※ごはんとして与えるだけでなく、遊びやトレーニングに活用して調整するのもおすすめです。

 

 

 

 

~フードと水分~

早い月齢で迎えた子犬ちゃんは、ふやかし食を指導されていることが多いでしょう。

 

 

🦴ふやかし時の注意点🦴

◆ 熱湯は使用しない

◆ 作り置きしない

◆ 水分量はフードと同量(1:1程度)

◆ ぬるい状態で与える

 

 

🦴ふやかし食をやめる時🦴

 

◇ 水分量を徐々に減らす

◇ 飲水量の変化に注意(通常増えます)

◇ 消化吸収の状態を観察

急いで止める必要はありません!

 

 

 

~給餌量~

個体差が大きいため、具体的な量を示すことはできません。

この時期は、数日〜1週間程度で一度見直します。

 

小型犬は微量調整になりなすが少しずつ増やします。

成長期に栄養・エネルギーが不足することは、1日でも避けたいことです。

心配な場合は、迷わずご相談ください。

 

その際は、

・フードの寧柄(原材料・成分表示)

・犬種

・月齢

・現在の体重

・食事内容(おやつやサプリ含む)

・運動量

などをご準備いただけると助かります。

 

LINEでの回答は行っておりませんが、お電話がつながらない場合は、情報を添えてメッセージをお願いいたします。

 

 

 

 

2024-02-01 11:42:00

お水の話

 

 

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 お水は、体のあらゆる働きに関わる大切な存在です。

しかし、飲水量は季節や生活環境によって変化し、その変化は目に見えにくいものでもあります。

ここでは、お水の働きと管理の基本を整理しながら、ワンちゃんの飲水量について考えていきます。

 

 

もくじ

🐾お水の働きと季節の特徴

・日常の働き

・季節の特徴

・通年の管理が必要な理由

 

🐾水分不足を予防するための観察ポイント

・目安量の計算

・飲水のチェック^

・排泄物のチェック

・皮膚のチェック

 

🐾水分不足かな?と思ったら

・飲水量をあげる工夫

 

 この順でお話します

 

 

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 ~日常の働き~

・体温の調整(体温維持・放熱)

・血液循環の維持

・酸素・栄養素の運搬

・老廃物の排出(尿・便)

・消化吸収の補助

・唾液・胃液・消化液の生成

・腎臓機能の維持

・電解質バランスの調整

・細胞内外の浸透圧の維持

・関節の潤滑

・筋肉の収縮・弛緩の補助

・神経伝達の維持

・皮膚・被毛の保湿

・粘膜の保護

・代謝活動の維持

・ホルモン輸送の補助

・血圧の維持

・体内毒素の希釈

・免疫機能の補助

など

 

教科書通りに言うと、水には常にこのような大仕事があります。

 

 

 

 

~季節の特徴~

特に暑い季節や寒い季節には水の必要性が注目されますが、乾燥しやすい季節も忘れてほしくありません。

 

【暑い季節】

体温調節のために多くの水を必要とします。

ワンちゃんたちも自発的に水を飲み、飲水量は増える傾向があります。

 

 

【寒い季節】

体温調節に使う水分は減り、活動量も下がるため、飲水量は少なくなる傾向があります。

その結果、水分不足が起こりやすく、尿石症のリスクが高まる季節です。

また、室内環境によっては脱水や熱中症にも注意が必要です。

 

 

【乾燥の季節】

 

皮膚や粘膜から水分が蒸散し、気づかないうちに水分不足が生じていることがあります。

 

 

 

~通年の管理が必要な理由~

水分の必要量は、環境や運動量、体調によって変化します。

長年ワンちゃんと接する中で、心身のバランスにも大きく影響していると感じています。

 

また、1年のどこかで不足した状態が生じると、その影響は次の季節にも及びます。

 

不足が長く続くと、まるで体質のように水不足に気づきにくい状態になり、体のトラブルを引き起こしやすい状態へとつながることもあります。

 

 

 

 

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~目安量の計算~

標準的な1日の目安量を計算できます。

 

【計算式】

体重(g)× 0.05〜0.07

 

【計算例】

体重4.2kgのワンちゃんの場合

4200g × 0.05 = 210ml(平常時)

4200g × 0.07 = 294ml(必要量が多い日)

 

1日の目安量は 210ml〜294ml となります。

※目安はあくまでも目安であり、絶対値ではありません。

目安の量よりも過剰に少ない日や、過剰に多い日が続く場合は注意が必要です。

 

また、飲み水だけでなく、食事に含まれる水分も摂取量に含まれます。

 

 

 

~飲水のチェック~

飲水量を把握するためには、変化に気付ける仕組み作りや、習慣が大切です。

 

゜【飲む水】

メモリ付きの食器を使う。

給水時に計量カップを使う。

より細かく測りたい場合は、キッチンスケールで給水時と残量を計測し、差し引きで飲水量を確認します。

 

【食べ物に含まれる水】

与えているドッグフードやおやつの水分含有量を、パッケージで確認します。

「与えた量 × 水分割合」で、食事からの水分摂取量をおおよそ把握できます。

 

毎回チェックするというより、どんな物をあげているのか理解しておくことが大事です。

 

 

 

~排泄物のチェック~

 排泄の状態は、体内の水分バランスを知る手がかりになります。

毎日確認する習慣をつけましょう。

 

【尿の様子】

回数、量、色の変化を見ます。

極端に少ない、色が濃い場合は水分不足の可能性があります。

逆に回数や量が過剰に増えた場合にも、何らかの理由が考えられます。

どちらも数日続くようであれば、注意が必要です。

 

【便の様子】

硬さや乾燥具合を確認します。

硬い、出づらい場合は水分不足が関係していることがあります。

軟便が続く場合も、体内の水分調整がうまくいっていない可能性があります。

 

※元気に見えても、体内で変化が起きていることがあります。

心配なときは、早めに受診を検討しましょう。

 

 

 

~皮膚のチェック~

 

【鼻】

乾燥していないか?

 

【口内(粘膜)】

潤いが保たれているか?

 

【被毛】

ツヤがあるか、パサついていないか?「

 

【皮膚・フケ】

乾燥していないか、皮脂のバランスが崩れていないか?

 

【肉球】

硬くなりすぎていないか、ひび割れていないか?

 

これらの状態は、水分バランスとも関係しています。

鼻や口の乾きは、一時的な変化が現れやすい部分です。

水分補給によって比較的早く改善が見られることもあります。

一方、被毛や肉球は変化がゆっくり現れます。

短期間で判断せず、継続して様子を見ていきます。

 

 

 

 

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~飲水量をあげる工夫~

 

 

【運動量を整える】

運動不足であれば、少しずつ運動量を増やします。

(体操もおすすめです。)

適度に体を動かすことで、自然に飲水量は増えます。

 

 

【食事での水分補給】

ドライフードを与えている場合は、水を加える方法があります。

私としては、ドッグフードにしっかり吸水させる方法がより良いと感じています。(フード1:水1)

 

スープや水分量の多いトッピングを加える方法もあります。

 

注意点

・体調を見ながら、徐々に水分量を増やします。

・水分が過剰になると、消化不良の原因に成り得ます。 

・全体の栄養バランスを崩さないように調整します。

 

 

【水の設置場所】

水飲み場所を複数用意します。

移動せずに飲める環境は、飲水回数を増やす助けになります。(特にシニア期)

 

【器の見直し】

器の高さや形状を見直します。(ワンちゃんの好みに合わせます。)

 

給水ホルダーのみを利用している場合は、器からも飲めるようにしておくとよいです。

 

【水の温度を調整する】

季節や体調によって好みは変わります。

体長や目的に合わせて、試してみるとよいでしょう。

 

 

さいごに

水分管理で大切なのは、

「目安を持つこと」と「観察を続けること」です。

元気に見えていても、体内のバランスが崩れていることもあります。

ワンちゃん自身では気づけない変化もあります。

生活全体を見ながら、ワンちゃんをサポートしましょう。

 

2023-05-04 18:43:00

«春夏秋冬»ワンちゃんの年間予定を立てよう!

ワンちゃんの

年間予定を立てよう!

 

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このページは、

一年の流れを整理し「予定を立てるため」の参考ページです。

地域差がありますので、

 

お住まいの環境やかかりつけ獣医師の指示に合わせて調整してください。

 

 

年間スケジュールを書き込める 簡易シート を作ってみました。

プリントアウトしてご利用ください。U^ェ^U

 

⇩ダウンロード⇩

pdf ワンちゃんの年間スケジュール&健康観察記録.pdf (1.64MB)

 

 

 

 

ポイント!

🐾予定が詰まりすぎないように調整!

🐾早めの準備が予防対策になります!

🦴季節ごとの注意点もメモしておくと、健康管理に役立ちます!

🦴体調不良や食事の変化、 体重なども記録しておくと、今後の参考になります。

 

 

一年の流れ

 

🌸 春(3月〜6月)

【3月】

春の兆し。雪解けとともに準備しましょう!

◆ ノミ・マダニ対策

 

 

【4月】

気温が上がり始めます。

※長い日向ぼっこには、要注意!特にシニアさん。

 

◆ 狂犬病予防接種(4月〜6月/義務)

◇ ノミ・マダニ対策 継続

 

【5月〜6月】

寒暖差が大きい時期、湿度も上昇。

 

◆ 熱中症予防の開始(特に湿度調整)

◆ 蚊などの虫除け開始

◆フィラリア予防の開始

◇ ノミ・マダニ対策 継続

 

 

 

☀ 夏(7月〜9月)

猛暑、雷、打ち上げ花火も多い季節。

 

【7月〜】

 熱中症対策の強化

◇ノミ・ダニ、フィラリア予防 継続

 

 

 

🍁 秋(10月〜11月)

暑さが落ち着き、乾燥する頃

9月下旬頃〜必要に応じて加湿や保湿

 

【10月〜11月】

◆寒暖差対策

◇ノミ・ダニ、フィラリア予防 継続

 

 

 

❄ 冬(12月〜2月)

寒さと飲水量の低下に注意。

 

【12月】

◆ノミ・ダニ、フィラリア予防終了(地域によっては継続)

 

【11月下旬から春まで】

◆ 防寒対策

◆ 尿石症予防(主に飲水量の低下防止)

◇乾燥対策 継続

 

 

 

その他の予定

◆混合ワクチン

◆定期検診

◆トリミング

◆換毛期

◆防災グッズの確認

など

ご家庭に合わせて書き出しておくと、管理しやすくなります。

 

 

予防や対策のより詳しい内容は、以下のページをご参照ください。

 

 

▶敵を知ろう!マダニ編

 

▶梅雨は大敵

 

▶脱水症・熱中症予防

 

▶寒い季節のお水の話

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