🐾ワンちゃんに関する読み物

2025-06-02 08:38:00

マダニ(敵)を知ろう

マダニについて

知っておこう!!

 

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マダニが吸血する虫であることは よくご存知と思います。

 

小型犬 から 大型犬まで、たった1匹のダニが ただ 吸血していても、痛みや痒みを感じにくかったり、吸血を理由に貧血を起こすこともありません。

ワンちゃん自身、気が付いていないんじゃないかと思います。

 

あれ?大量にくっつかなかったら、マダニってそんなに、怖くないのでは?!

そう思った方もいらっしゃるでしょうし、一昔前はそうだったかもしれません。

 

 

マダニの怖さは他にある!

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 2010年代に入ってから、日本でもマダニが媒介する ウイルスによる感染症が 懸念され始めました。

特に2013年にSFTS(重症熱性血小板減少症候群)が国内で報告されて以降、マダニが媒介する感染症への警戒が 一気に高まっています。

 

マダは、ウイルスだけでなく細菌や寄生虫も 運びます

(; ・`д・´)

 

 

 

SFTS

(重症熱性血小板減少症候群)について もう少し!

 

難しい名前は覚えなくても、マダニが媒介する 怖い病気がある ことを覚えておくと良いと思います。

 

人獣共通感染症

 

■地域:主に西日本を中心に発生が確認されていたが、近年では関東地方など東北へと、分布域が拡大している。

 

■感染経路:主な感染経路は、ウイルスを持つマダニに咬まれること。

感染した犬(猫)の血液や体液に触れることで 人に感染する可能性もある。

 

■症状:人の場合、発熱や消化器症状(吐き気、下痢など)、倦怠感、意識障害などが見られ、重症化すると出血や多臓器不全を引き起こすこともあり、死に至る場合もある。

犬の場合、多くが無症状か軽い症状で済むが、発熱や元気消失などが見られることもある。(猫ちゃんの場合はワンちゃん よりも もう少し 症状が出やすいとされています)

 

■潜伏期間(症状の出ない期間):ウイルスに感染してから おおよそ6日から2週間程度とされる。

★マダニに咬まれた後に、症状が現れた場合は 受診先へ、マダニに咬まれた日も伝えましょう。

 

 

 

 

マダニの予防から発見まで 

 

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◆人間においては 露出度の低い服装を!

 

◆ワンちゃんにおいては、獣医さん 処方の予防・駆虫薬を使用

 

◆ワンちゃんと一緒に、虫除けスプレーや、忌避効果のあるアイテムを活用しましょう!

私は↓コレ↓を使っています

ペットシュシュ

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◆草むらや、獣道は避けて歩くが吉!

 

◆お散歩後はボディーチェック!本当はくまなく チェックできればいいけれど、なかなか難しいと思います。家に入る前に細かい目のコームやブラシで、とかしてあげると、家の中にダニを持ち込むリスクを軽減できるでしょう。

 

◆家の周りは、こまめに草刈りなどを行い、マダニが好まない環境づくりを心がけましょう。

 

 

マダニを発見したら

!要注意!マダニを…

素手で触らない

★引っ張らない

絶対潰さない

★もしもワンちゃんに、大量のマダニがついてしまった場合は、動物病院に電話で相談し、指示を仰ぎましょう。

 

 

◆吸血していないマダニを見つけた場合

・マダニを捕獲します。

・大量のマダニが発生している場所を見つけた場合は、近寄らない。必要に応じて、自治体や専門業者に相談する。

 

 

◆吸血しているマダニを見つけた場合

・ワンちゃんであれば動物病院に、人の場合も、医療機関に相談しましょう。

・ご自宅でワンちゃんに付いた マダニを取る場合は、専用の道具を使うことを おすすめします。(簡単に皮膚から離れ、ダニも無傷です)

 

 

捕獲したダニは密閉できる容器や ガムテープなどを使い、逃げられないようにしてゴミに出します。

 

私は使い捨てのゴム手袋をはめて、ダニを取った後、ゴム手袋をダニごと ひっくり返して、気休めに殺虫剤を吹き入れて、ゴム手袋を縛ります。

※ダニには 通常の殺虫剤はあまり効かないとされていますが、弱りは します。

 

 

 

 

マダニについてもう少し!

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マダニの実態を知らない方 結構たくさんいらっしゃいます。

実物を見たことがない方も多いと思います。

 

が、かなり 身近に存在しています💦

 

ここで、リアルなマダニの写真等は添付しませんが、一度も見たことがない方は、写真や画像で 確認をしておくといいでしょう

 

見える 敵は形を知っておくことも大切です!

(気持ち悪いですけどね💦)

 

 

◆マダニのライフサイクル

 

卵(目視 困難)

地面や落ち葉の下

幼ダニ(0.5〜1mm)

脚は6本

吸血して成長

脱皮

若ダニ(1mm〜2mm)

脚は8本に

吸血して成長

脱皮

成ダニ(3mm〜5mm)

脚8本

吸血して成熟

メスは数千個の卵を産んで生涯を終える

 

成ダニまでの期間は、環境や種類によって数ヶ月から数年💦

 

 

◆マダニの色

私、ちょっと前まで、マダニの色の変化は擬態なんだと、思ってました💦

どうやら違うようで、吸血によって色の変化があるようです。

ただし 色については、定まった 言われ方をしておらず💦私には、色で吸血 段階を区別することはできません。

だけど、これまでに見たことのあるマダニの色は

赤褐色、黄土色、黒、グレー、大まかにはそのようです。

 

 

◆予防時期

よく言われているのは 5月頃から秋までですが、雪国であっても もっと早くからマダニは活動しています。気温を目安に予防を始めると良いでしょう。マダニが活発に動ける気温は10°c以上と言われています。

私としては、「地面の雪がなくなったら」こちらが目安です。なぜなら、その頃にダニをつけたワンちゃんに出会ってしまうから💦

 

 

今年は積雪が多く、注意喚起が遅くなってしまいましたがm(_ _)m💦

 

しっかり対策をして、ワンちゃんとのお散歩を楽しんでください✨️