🐾ワンちゃんに関する読み物

2022-12-31 16:26:00

だっこ散歩

抱っこ散歩

パピー&小型犬向け

抱っこ散歩に出かけよう!

 

抱っこ散歩の、経験はございますか??

 

ワクチン接種を終えていない、子犬の社会勉強に、抱っこ散歩を勧められた飼い主さんは多いのではないでしょうか??

 

では何故、子犬の時期に抱っこ散歩をして欲しいのか?!

 

それは、大切な発育(発達)時期を逃してしまわないように!

ワクチネーションが、終わったら、お外デビューと言う、ワンちゃんが多いのですが、それは

非常にもったいない!!

子犬の成長は待ってはくれず、グングン発達し、ドンドンと学習していきます。

 

順調にワンクチンの接種を行えたとしても、最後のワクチンは生後4〜5ヶ月頃になるでしょう。

それまでの間に、安全に行えるのが抱っこ散歩。

 

病原菌やウイルスを貰い受け易い、地面に触れること無く、お家の外の環境を、パピーちゃんに体感させてあげる事が出来ます。

 

外気に触れ、家の中とは違う環境音、風が起こす現象や、草木や水の匂い。人や動植物など、パピーちゃんにとっては、全て始めて見る物ばかり。

 

それらは、これからパピーちゃんが、生活する環境の一部であり、知る必要のある情報です。また、直接地面を歩く際に、緊張、興奮し過ぎ無いように事前に体感させてあげて欲しい\(^o^)/

 

 

そんなに、急いで勉強させなくても、いいんじゃない?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんので、もったいない、理由をもう一つ!!

人間と比べ、ワンちゃんの発育速度は非常に早いですよね。

お家に迎えた頃のパピーちゃん達は、既に好奇心旺盛のはず!

その好奇心は動物自身が生きるために必要な術を身につける

力の源!

好奇心から、見る!聞く!嗅ぐ!触れる!食べる!と、自身の五感を活用することを覚えます。

そして

自分に必要な情報を収集する力

その情報を処理する力

その情報が自分にどのように関係するのか?また関係しないのか?判断力へ繋がります。

更に、これから経験していく、様々な出来事への対応力へと発展していきます。

 

五感は、成長と共に発達しては行きますが、使い方を覚えるには、経験(適度な刺激)が必要です。そこに置いても、抱っこ散歩は非常に有効な方法です。

 

安心できる飼い主さんに、抱っこされ、ワンちゃんの不安は軽減されますし、飼い主さんは直接ワンちゃんに触れているので、ワンちゃんの、ドキドキ度や、呼吸、体の力の入り具合を知ることができます。

今なにか見つけたな!

怖がっていないかな?

と、いち早く感じ取ってあげられます。

もう一つのメリットは、飼い主さんに近い目線であり、ワンちゃんが何を見つけたのかを、飼い主さんが気が付き易い点です。ワンちゃんにとっても、抱っこされないと見ることの出来ない世界でもあります。

大型犬の場合、飼い主さんも、ワンちゃんもその時期にしか味わえない体験でしょう。

  

🐾ポイント1🐾

お家に迎えたばかりのワンちゃんであれば、1週間〜10日程度は、お家で健康観察を行いましょう。

元気であれば、その間にお家の中を探検させたり、先ずは自宅に慣れてもらいます。

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体調が良好であれば、抱っこをして、お家の窓から、一緒に外を眺めてみてください。

(身を乗り出したりはしない。)

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次にお外へ出ますが、最初は、お家の周りで十分です。

徐々に、お家から離れ、お散歩コースへ…少しずつ範囲や、時間を延ばしてみてください。

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公園などこれから一緒に遊びたい場所で行う事や、お水やおやつを持って出かけ、お外で飲食する経験も大切です(*^^*)

※ベンチに腰掛けるなど、ゆったりとした雰囲気で行いましょう

Uo・ェ・oU

※ワクチンの効果が不安定な期間は、他の動物との接触は避け、ワンちゃん連れのご家族に触れ合いを求められた時は(人間も含め)ワクチネーションが済んでいないことを伝え、接触を遠慮してもらいましょう。きっと、ご理解頂けると思いますよ。人や動物が多過ぎる環境は避けて行いましょう。

 

🐾ポイント2🐾

ワンちゃんが何か見つけたと察知したら、歩みを止めること。ワンちゃんはきっと観察をしたいはずです!

耳を立て音源を探しているのか?

クンクン鼻を使うのか?

キョロキョロ見渡したいのか?

そんな行動が落ち着くまで、一緒に観察してみてください。飼い主さんにも、新しい発見があるかもしれません(*^^*)

※もしも、ワンちゃんがドキドキしたり、体に力が入っている様でしたら、数歩下がってあげてください。それでも落ち着かなければ、方向を変えたり、中止して日を改めましょう。別の日に行っても、変わらない様であれば、繰り返し行わず、ご相談ください。

 

 最後に

今回の内容は、パピーちゃんを主体に致しましたが、安全に抱っこができるワンちゃんであれば、〜シニアちゃんまで行なえます。

 

トレーニングの一環として

ワンちゃん&買い主さんの気分転換として

また、身体に不自由のあるワンちゃんや、歩く自信を無くしてしまったワンちゃんにも体調を見て、短時間の抱っこ散歩を、行ってみてください。お散歩後に生き生きとした様子が、見られれば、その子の活力になる刺激がそこに有るかもしれません。逆に疲労感が残る様でしたら、無理に行わないでください。

 

これから、冬を迎えます。雪深い土地柄から他のシーズンの様には行きませんが、ワンちゃんも暖かい格好で、天気の良い日に、ちょこっと、お家の外に出てみてはいかがでしょうかU^ェ^U!