🐾ワンちゃんに関する読み物

2022-11-20 20:18:00

健康観察

 

犬を観察する!

~健康管理偏~

 

見る・聴く・嗅ぐ・触る

ご自身の感覚を意識して、健康観察をしてみましょう!

 

飲食

あげる物の情報、状態、質感、温度、量、食べ方・飲み方

それぞれの食べ方・飲み方によって、またあげる物によって個性的なリズムが見え・聞こえてきますね。

食べ物に比べ、お水は意識するのが難しいと思います。器からの減り具合や、周りに溢れていないか、更に排泄物にも目を向けて見ましょう。

 

排泄

量や頻度、色や形状、匂い、排泄時の姿勢、前後の行動、排泄場所など。

尿であれば、濁りはないか?色が薄過ぎたり濃すぎる事が続いていないか?など

便であれば、硬過ぎたり、軟らか過ぎてはないか?異物は混ざっていないか?明る過ぎる色、黒過ぎたりしていないか?など

 

寝方

姿勢や寝息、体温、寝場所や時間など落ち着き方。

寝る前、寝起きの行動。寝ている時の格好、例えば寒くもないのに丸まって寝ていないか?鼾はかいていないか?ため息の様な深い呼吸がないか?など

 

動き方

歩き方、立ち上がり、座り方や寝転び方の速さ、姿勢や傾き、踏ん張り。

足取りは重くないか?足を引きずる様な音や、カツカツ過剰に爪が当たる音はしないか?ドスン、バタンと腰を落としていないか?滑る、躓く・打つかる事が頻回でないか?など

 

外観

体型…重さ、太さ、張り弛み、肉質(厚みや硬さ)

 

皮膚・被毛…匂い、色艶、張り、カサつき・パサつき・ベタつき、毛量・長さなど

 

…開き具合、瞬き、眼球の色艶・潤い、涙、目ヤニ(色や質感、量)

 

…角度(傾き、立ち方・垂れ方)、匂い、汚れ(埃や耳垢の量、匂い、色や質感)内側・外側の色艶、温度

 

…色艶、硬さ、潤い、鼻水(量、色、質感)

 

…匂い、涎の質感、色艶(唇、歯茎、舌、歯)、歯の数、歯のぐらつきなど

 

呼吸

呼吸音、速さ・深さ、口の開き具合、舌の状態、胸部の膨らみ方

 

体温

血色、震え、部分ごとの体感温度

耳や手足の先まで程よく温かいか

 

その他の様子

注意点

元気、表情、心拍、擦る・掻いていないか、舐めていないか、尻尾の状態(高さや振り方)、発赤や腫れ、傷やできもの、くしゃみ・逆くしゃみ、咳や噎せ、など

ワンちゃんだけでなく、

その時、その前後の出来事や、環境にも目を向けて見ましょう。

気温や湿度、天気、風、地面、植物、虫、冷暖房器具など家電、設備の素材、環境音などなど

 

毎日一緒に過ごしていると、自然とワンちゃんの仕草や生活音、温もりや体臭まで、無意識の中感じていると思います。

見た目だけでなく、音や匂い、感触、アレ!?と思ったら注意を払いましょう。

逆に普段通りだから気が付けない、異常もあります。犬仲間との意見交換や、犬に携わっている方のお話に耳を傾けるなど、意識的に行えると良いですね(*^^*)定期的に獣医さんに診てもらうなど、第三者から観察してもらう事も、大切です。

 

トレーニングでの問診やお預かり時に、ワンちゃんの様子を伺いますが、皆さんワンちゃんを良く観察なさっているなーと思いますU^ェ^U

ご利用の際は、ワンちゃんの可愛らしい様子や特徴、改めて発見したこと等、是非お聞かせください!

楽しみにしております(*^^*)  

2022-08-14 13:54:00

〜6月〜の湿度

元気にお過ごしでしょうか?

今月はこの時期の

湿度

について!

地域やその年によって、差はあるものの、6月~7月の蒸し暑さは、快適とは言えませんよね

((+_+))

 

ワンちゃん達にとっても、過ごし難い季節です。

では、なぜワンちゃん達にとって過ごし難いのか?!

人間との違いを考えてみましょう。

犬は汗腺が非常に、少ない!

体の冷却システムである汗、汗をかけない、ワンちゃん達の主な冷却方法は呼吸ですよね。

体内の熱を水分と共に呼吸によって排出します。舌を出し、ハァハァと呼吸をしているワンちゃんの口元に近付いてみると、ムンムンとした熱気を感じると思います。

快適な環境下であれば、熱を吐き出し、新しい空気を吸うことで、体の冷却システムは正常に働けます。

しかし、

湿度が高いと、水分が蒸散されず、体温は下がり難くなってしまいます。

体温調節ができず、身体に熱がこもれば、熱中症を引き起こします。

よって、人間よりも早い時期から、熱中症の予防を意識する必要があります。

 

 

快適な湿度は?

ワンちゃんによって異なりますが、40〜60度と言われています。

乾燥もまた、呼吸器を痛めてしまったり、腸内環境を悪化させてしまったりします💦

ワンちゃんの居る環境には、湿度も計れる気温計があると、意識し易いので、便利です(*^^*)

 

他にも、ジメジメとした季節は、雑菌やカビ(真菌)が増殖しやすく、外耳炎や皮膚炎など、皮膚のトラブルが多く見られます。

冬毛を持つダブルコートのワンちゃん達は、抜け毛の除去を!そして、身体と環境を清潔に保つ事が、ワンちゃん達へのサポートになります。

 

動物が持っている、自己免疫力が、しっかり働けるように、飼い主さんの お手伝い が必要です!

U^ェ^U

2022-02-28 21:32:00

身体測定

測ってみよう!

ワンちゃんの

〜身体測定〜

体重は、ご自宅や獣医さんなどで、計る機会がありますよね(*^^*)

ご自宅で計る場合は、ワンちゃんを抱っこして、体重計へ!

合計体重から、抱っこした方の体重を引き算する方法が一般的です。

 

体長と体高、首周り、胴周りの測定には、メジャーなどを使います。

 

 

 今回注目して頂きたい

体長と体高

その理由は…動物愛護管理法の改正により、体長と体高がワンちゃん達の、お部屋(ゲージなどのハウス)選びの基準になりました。

これは、私達、動物取扱業者に向けた法律ではありますが…

ペットホテルのご利用時などに、ワンちゃんの大きさは??と聞かれる事もあるでしょう。また、お手元で料金の確認を、行う際の目安になります。

今までは、ワンちゃんの体重を目安にしていた所が多かったと思いますが、今後は、体長と体高が基準となってきます。

一度測ってみては、いかがでしょうか?!

測定時の注意点としては、被毛は体長、体高には含まれませんので、毛量の多いワンちゃんは、特にワンちゃんの皮膚に触れながら測ってみてください(^_^)

測り方は、人間の身長を測る時の様にポイントからポイントの直線距離を測ります。

自然に立った状態を測りますので、正確に測るのはちょっと難しいです💦

姿勢のサポート係と、測定の係、二人体制で行えると良いです。

o(  ^∀^)oo(´∀`)o 

 

体長は

胸⇔お尻

体長.png

肩端(けんたん)から坐骨端(ざこつたん)の長さを測ります。

ワンちゃんを触ってみると、骨の出っ張りが分かると思います!探してみてください。

 

 

 体高は

背中⇔地面

体高.png

肩甲骨の一番高い位置から地面までを測ります。

ワンちゃんの肩甲骨を探してみましょう!人ほど開いてはいませんが、同じ様に対になってあります。後頭部から背中の方へ触っていくと、見つかります。

 

 

 

お馴染みの

首周り・胴周り

皆さんは、どこを測りますか??

 

 

測定.png

 

何を目的にはかるのか?!

 

主に、首輪や、ハーネス、衣類の購入時ではないでしょうか??

または、成長記録として残したい

U^ェ^U

その、目的に合わせて、測る位置を決めます。

 

市販品の購入に当たってであれば、メーカーさん推奨の位置が一番!

分からなければ、装着位置を考えて測ります。

殆どの首輪や、ハーネスはサイズ調整ができますので、位置さえ間違わなければ、多少の誤差はカバーできるでしょう。

首輪の場合は、首の付け根と中間部の2点を測ってみるのも良いと思います。

ハーネスですと、形状をよく見て、想像しながら、測る位置を決めてみてください。

衣類の場合、サイズ調整はできませんが、丁寧なメーカーさんは、人間同様に、襟周り、胸囲、袖丈、着丈など細かく表記してくれています。着用時を考えて、計測しましょう。

 

成長記録の場合は、同じ所を測れるように!

ワンちゃんの骨格を目印にしてみてください。ワンちゃんの毛色を目印にしてしまうと、変わってきてしまいます。それもまた、微笑ましいですが♥

興味のある方は、犬の測定方法など検索してみると、細かく解説しているサイトが沢山あります。

ワンちゃんとの、スキンシップにもなりますので、楽しんでチャレンジしてみてください(*^^*)

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