🐾ワンちゃんに関する読み物
子犬のごはん2
依然 減らない
痩せっぽっちの子犬ちゃん💦
昨年〜現在までの間に出会った子犬ちゃんで、十分な肉付きの子犬ちゃんは、殆どいませんでした。
十分な食事が得られなければ、発育不良だけでなく、行動や学習、性格形成にも悪影響を及ぼします💦
そんなごはん不足の子犬ちゃんが、1日でも早く、一頭でも多く減っていくことを願います。
子犬ちゃんの
ごはんの話
〜パート2〜
今回は離乳期後
生後4〜5ヶ月頃までの食事について!!
この頃の特徴
成長速度
日に日に大きくなります!成長期の中でも一番急速に体が大きくなり、生後4〜5ヶ月頃には、成犬時の50%くらいまでになります。そこを過ぎると、少し緩やかに変わります。
どの段階の成長期も大切ですが、急成長をするこの時期は、食事の変化が最も大きい時期になります。
食事量の変化
給餌量の目安は体重を元に計算されます。日に日に体が大きくなり、体重が増えるということは、日に日にごはんの必要量も増えていくということです。毎日増やさずとも、週に一度以上は意識しましょう。
体型・肉付き
この頃は、ややポテッとしていて大丈夫!肥満を恐れる必要はまだありません。4〜5ヶ月頃になると、成長の仕方が変わってきますが、それまでは肥満の心配をする事はめったにありません。
フードの選択
食事の内容としては、ドッグフードを用いることが無難と言えます。もしも手作り食を望むので有れば、十分な知識と経験のある、栄養学を学ばれた方の指導を受けると良いでしょう。
ドッグフード(総合栄養食のドライフード)について。ステージで言う所、子犬用(パピー用)や全年齢対応(オールステージ用)になります。
メーカーさんは国内〜国外まで沢山!どれも同じではありません。今食べているドッグフードから他のフードへ変える必要が有れば、急を要さない限り緩やかに移行します。
私がフードの変更を提案する時の例としては(成犬時も同様)★給餌量と体のバランス★被毛や、皮脂他、外観の様子★排泄の様子、んるを主にこの三つの状態に違和感がある時に、ご提案しています。
給餌方法(頻度)
沢山のごはんを必要とする時期ですが、消化器官は小さくまだまだ未熟です。そのため給餌回数を多く設けます。月齢にもよりますが、3回以上。
食事回数を減らす時は、いきなりやめるのではなく、無くなる分を他の回へ持っていきます。
例えば
4食(朝昼夕夜)
⇓
3食(朝昼夕)
・夜分を均等に他の3食に分けながらて、夜分を少しずつ減らす。または、時間の間隔を調整するなど。
※ごはんの時間としてではなく、遊びや、トレーニングに用いて調整して行くこともお薦めです(*^^*)
給餌方法(フードの状態)
早い月齢で迎えた子犬ちゃんの殆どは、ドライフードをふやかしたごはんを、あげてくださいと元オーナーさんから指導があったのではないかと思います。頃合を過ぎたからと言って、慌ててドライの状態に移行する必要はありません。成犬でもふやかしてあげることもありますから(*^^*)
いくつか注意点をあげると…
◆ふやかす際の熱湯❌
◆作り置き❌
(ぬるい状態であげて🆗)
◆フードの2倍以上の水分❌
(1:1程度)
ふやかし食をやめる時の注意点
♢ふやかし時の水分を徐々に減らしてゆっくり移行する。
♢飲水の管理に要注意(通常飲水量が増加)
♢消化吸収に異常がないか観察
以上、成長速度と給餌について、思い当たる事を添えてみました。
肝心の給餌量については、個体の事情差が大きすぎて具体化することができません💦共通して言える事は、この頃の子犬は迎えて数日から1週間程度で、給餌量を見直すことです。
大型犬は体重の増加を測定しやすいので、フードパッケージ記載の給餌量の目安を参考にすることが容易かもしれません。
(成犬時30kgくらいの子犬ちゃんでしたら、体重は5日で300g〜600g程度増加)
一方、小型犬の場合は、同じ様に大きくなっていても、ご自宅での体重の測定が困難だったり、フードの計量も微量で難しいと思います。
また、いくつかのドッグフードのパッケージに記載されている給餌量の表をを見てみましたが、わかり易いとは言い難かったです。
大切な成長期に栄養、エネルギーが不足することは、1日でも避けたいことです。
ワンちゃんの食事量が心配な方は、迷わずお電話ください!!
その際はお手元にドッグフードの袋(原材料や成分が記載されている面)をご用意ください。合せて、ワンちゃんのお話も伺う必要がございます。ワンちゃんのお誕生日や犬種、今食べているご飯やその他の食べ物、運動量などわかる方がお電話ください。LINEでの回答は致しかねますが、お電話が繋がらないときは、ご要望と情報を添えていただければと思います(*^^*)