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クレート
クレート(キャリーボックス等)は、ワンちゃんが一時的に利用する「お家」です。
主な使用場面は、乗り物での移動時、お出かけ先での待機場所として、活用します。
具体的には
ご旅行・動物病院受診・災害時の避難など
ご自宅は、寝床として活用されています。
クレートに対して、良いイメージを持てない飼い主様も多くいらっしゃいます。
その理由を伺うと、
「かわいそう」
「ワンちゃんが嫌がる」
というご感想が大半です。
確かに、閉じ込めて自由を奪うように見え、辛く感じられるかもしれません。
そして、練習を行わずに使用すれば、ワンちゃんも嫌がるでしょう。
犬具(道具)のお話になると必ずお伝えしますが、
犬のための道具とはいえ、ワンちゃんにとって最初はただの物です。
どんな犬具でも、ワンちゃんと飼い主様が快適に活用するには、
その道具への正しい知識と、使用前の練習が必要です。
適切に練習を行うことで、ワンちゃんも飼い主様も助けてくれる、快適なアイテムへと変わります。
ワンちゃんにとっての
~プライベート空間~
休息場所であり、避難場所でもあります。
安心できる空間として、ワンちゃんが自ら入りたがる「自分のお部屋」にしてあげなくてはなりません。
そのためには、ワンちゃんが安心感を感じられる練習を行います。
もし、クレートそのものに違和感を示したり、すでに不信感を持っている場合は、
置いてあるクレートに対するイメージアップ・イメージチェンジのトレーニングから始めます。
🐾練習ステップ🐾
出入りの練習 ➜
中での待機練習 ➜
扉を閉める練習 ➜
扉を閉めた状態での待機練習 ➜
実践を兼ねた短時間の練習 ➜
その後は徐々に活用場面を広げていきます。
日常的に活用することで、ワンちゃんも飼い主さんも使い慣れた状態を維持できまので、非常時への備えにもなりますね。
また、練習と活用の過程で、ワンちゃんは「自分だけの安全な空間」であることを覚えていきます。
クレートトレーニングを行ったご家族からは、
「眠くなるとクレートに入りたがる」
「いないなと思ったらクレートにいた」
「出かける準備をしているとクレートで待っている」
など、ワンちゃん自ら活用しているお話を聞きます。
つい先日も、10歳を迎えたワンちゃんご家族とクレートの練習をしました。
そのワンちゃんはクレートの前で「扉を開けて」とアピールするようになったそうです。
クレートトレーニングの目的はタクシーへの乗車でしたが、自分の寝床として活用することも覚えたようです。
飼い主様がとても嬉しそうに経過をご連絡くださいました。
私にとっても嬉しいお話でしたので、一例としてご紹介させていただきました。
クレートトレーニング
使用時の注意点
◆サイズ
大き過ぎず、小さ過ぎず。
ワンちゃんがゴロンと横になれるか確認しましょう。
◆置き場所
直射日光は当たりませんか?
風通しはいかがでしょうか?
人が頻繁に通る場所や、過剰な物音がする場所では落ち着きません。
そのような場合は、置き場所を見直しましょう。
◆扉を閉める際
時間や環境には、より注意を払いましょう。
給水や排泄など、ワンちゃんが困らないよう配慮してください。
◆ワンちゃんが嫌がること
クレート内にいるときに叩いたり、過剰に覗き込んだりしないでください。
ご自身が自分の部屋にいるときに不快に感じることは、ワンちゃんにもしません。
大好きな家族であっても、頻繁にノックをされたり声をかけられたりすれば落ち着きませんよね。
印象はとても残ります。「どうしたらいい?」そう感じたら、その練習をストップして、ご相談くださいね。
